ごぼうを皮ごと乾燥・焙煎して作るごぼう茶。土の香りと香ばしさがあり、「若返り茶」と呼ばれることもあるお茶です。ノンカフェインで、食物繊維やポリフェノールを含むことから、美容や腸活に関心のある方に人気があります。
この記事では、ごぼう茶に含まれる成分と期待されている働き、飲み方、注意点、手作りの方法を解説します。
ごぼう茶とは
ごぼう茶は、ささがきにしたごぼうを乾燥させ、焙煎して作るお茶です。ごぼうの皮に多い香りやうまみが残るよう、皮ごと使うのが一般的です。カフェインを含まないため、時間帯を問わず飲めます。
ごぼう茶に含まれる主な成分
| 成分 | 特徴 |
|---|---|
| イヌリン | ごぼうに多く含まれる水溶性食物繊維の一種。お湯に溶け出しやすい成分です |
| クロロゲン酸 | ごぼうの皮や切り口が茶色くなる原因となるポリフェノールの一種。抗酸化作用をもつ成分として知られています |
| サポニン | ごぼうのえぐみのもとになる成分です |
※ お茶として煮出した場合、成分の量はごぼうをそのまま食べる場合より少なくなります。
ごぼう茶に期待されている働き
腸内環境を整える
イヌリンは水溶性食物繊維で、腸内の善玉菌のエサになると言われています。毎日の食事で不足しがちな食物繊維をおぎなう飲み物として取り入れる人がいます。
抗酸化作用によるエイジングケア
クロロゲン酸などのポリフェノールは、体の酸化を防ぐ働きがあるとされ、「若返り茶」と呼ばれる理由のひとつになっています。
食後の血糖値が気になるときに
水溶性食物繊維には、糖の吸収をゆるやかにする働きがあると言われています。食事と一緒に飲む人もいますが、血糖値の治療中の方は自己判断せず、医師に相談しましょう。
ノンカフェインで水分補給に
カフェインを含まないため、夜や、カフェインを控えたい方の水分補給にも向いています。
飲み方と量の目安
- 食事と一緒に:香ばしさが和食によく合います。
- 朝や寝る前に:温かいごぼう茶で、体を温めながら水分補給を。
- 量の目安:1日にコップ2〜3杯(400〜600ml)程度から始めましょう。
飲むときの注意点
- お腹がゆるくなることがある:食物繊維をとりすぎると、お腹が張る、ゆるくなることがあります。最初は少量から。
- 腎臓の病気でカリウム制限がある方:ごぼうにはカリウムが含まれるため、主治医に相談しましょう。
- キク科のアレルギーがある方:ごぼうはキク科の植物です。アレルギーのある方は注意が必要です。
- 妊娠中・授乳中の方:ノンカフェインですが、心配な場合は医師に相談のうえで取り入れましょう。
手作りごぼう茶の作り方
- ごぼう1本をたわしで洗い、皮ごとささがきにする
- ざるに広げて、半日〜1日ほど天日で干す(アク抜きはしない)
- フライパンで弱火〜中火で15分ほど、焦がさないように香ばしくなるまで炒る
- ひとつまみ(2〜3g)にお湯200mlを注ぎ、3〜5分ほど蒸らす
炒ったごぼうは乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、湿気の少ない場所で保存し、2週間ほどで使いきりましょう。
よくある質問
Q. ごぼう茶で痩せますか?
ごぼう茶そのものに痩せる効果があるわけではありません。ノンカフェインで満足感のある飲み物として、甘い飲み物の代わりにすることでカロリーを抑えるのに役立ちます。お茶とダイエットの付き合い方はお茶でリラックスしながらダイエットも参考にしてください。
Q. 出がらしのごぼうは食べられますか?
食べられます。きんぴらや炊き込みご飯、スープの具に使うと、食物繊維も無駄なくとれます。
まとめ
ごぼう茶は、ノンカフェインで、イヌリンなどの水溶性食物繊維やクロロゲン酸などのポリフェノールを含むお茶です。腸内環境やエイジングケアを意識して取り入れる人が多い一方、飲めば痩せる・病気が治るといったものではありません。お腹の調子を見ながら、1日コップ2〜3杯から楽しみましょう。


